支援プログラム

令和7年4月より、児童発達支援・放課後等デイサービスにおける「支援内容の見える化」を進める観点から、5領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)とのつながりを明確化した支援プログラムの公表が義務化されます。このことに伴い、子☆らぼの支援プログラムを公表しています。

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 なお、子☆らぼの支援形態は、基本的に個別対応となっており、遊びを交えながらお子さんに様々な訓練や活動を提供しています。

 支援の基本は、「支援プログラム」の通りとなりますが、具体的な内容として、 

 

身体機能訓練

個々の身体状況に応じて、筋力増強訓練、姿勢・運動向上訓練、協調運動向上訓練などを実施します。

感覚知覚認知面の訓練

視覚認知訓練、感覚統合療法、認知行動療法などを行います。

日常生活訓練

食事、更衣、排せつなどの日常生活動作やその他の自己管理について支援します。

社会生活適応訓練

会話、やりとり、対人関係、作業遂行能力などについて支援します。

創作的活動

描画工作、野菜の栽培などを経験する機会を提供します。

子育て相談

保護者に対して子育てや医療、福祉、生活の相談等に応じます。

就学に向けての訓練

絵本、NCプログラムなどを活用した、就学に向けた訓練を実施します。

 

 などを実施しています。

 下記に、支援例の一部とその効果について紹介いたしますので、参考にしてみてください。ご家庭でも取り組めるような簡単な内容のものばかりです。

支援例①:手遊び

(身体機能訓練・社会生活適応訓練)


 基本的に二人一組で取り組みますので、相手の動きを見ることで自他の区別や、他人への意識、そして模倣をする等など。手遊び一つで、様々な日常生活動作や社会的適応力を身に着ける効果が期待できます。

支援例②:ままごと遊び

(日常生活訓練・社会生活適応訓練)



 役割や順番を決めることにより、自己コントロールする力を問われます。子らぼでは、大人と一対一でやり取りすることで、場面に応じたルールやコミュニケーションの方法などを学んでいきます。

支援例③:バランスボール

(身体機能訓練・感覚知覚認知面の訓練)



 ボールを活用した運動をすることで、体幹機能を高め、バランス力をつけます。また、ご家庭ではどのように活用していくと良いのかも、お伝えしていきます。

支援例④:絵描き歌

(感覚知覚認知面の訓練)


 模倣する力はもちろん、図形の認知から、鉛筆(クレヨン)を握る力や、それを適当な強さで紙に押し付ける力など、微細運動が身に付きます。

支援例⑤:場面に応じた理解

(社会生活適応訓練・就学に向けての訓練)


「〇〇の時は、どうする?」と言った形で、色々な場面ごとのシミュレーションを想像してもらいます。シミュレーションの内容は様々で、単純なものから、一般的な常識を考えるものまで、お子さんの能力に応じて展開していきます。

 この他、お子さんの力を客観的に調べるため、必要に応じて心理検査(知能検査、発達検査等)も実施しています。